大学院(博士前期課程)で学びたい方へ

 千葉大学大学院人文公共学府には、社会学や隣接する学問領域を専門とする多くの教員が在籍しています(※)。本学の学部のみならず学外からの大学院進学も歓迎します。

 大学院入学試験では、英語能力に加え、学部生と同等以上の社会学や社会調査に関する知識を受験生に求めています。本学の学部の授業では、社会学や社会調査の基礎について、次のようなテキストを使用しています。受験にあたり参考にして下さい。

  • ウヴェ・フリック. 2011.『質的研究入門―“人間の科学”のための方法論(新版)』春秋社.
  • 長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志. 2019.『社会学(New Liberal Arts Selection) 新版』有斐閣.
  • 那須壽編. 1997.『クロニクル社会学』有斐閣.
  • 轟亮・杉野勇・平沢和司編. 2021.『入門・社会調査法〔第4版〕: 2ステップで基礎から学ぶ』法律文化社.

 また、指導を希望する教員が、学部の授業でどのような教科書・参考書を使用しているかWEBシラバス等で調べ、それらを通して社会学や社会調査、隣接領域の知識を深めるのも良いでしょう。志ある皆さんと学べることを心より楽しみにしています。

※試験区分(社会学)の教員(五十音順)

五十嵐洋己(社会階層論)、佐々木綾子(国際社会福祉論)、清水洋行(地域社会学)、白川優治(教育社会学)、高艸賢(理論社会学)、出口泰靖(医療・福祉社会学)、東島仁(科学技術社会論)、福田友子(国際社会学)、吉岡洋介(計量社会学)、米村千代(家族社会学)                 ☆2023年11月27日時点の情報です。